尾木ママの子育て論
テレビ番組「ホンマでっか!?TV」の出演をきっかけに、すっかりおなじみとなった教育評論家の尾木ママですが、そのキャラクターばかりにどうしても目がいきがちですが、教育評論家としてしっかりとした教育持論ももちろん持っています。
尾木ママの教育論である「叱らない」子育て論のポイントを紹介いたします。
1 口が裂けても「やめなさい、早くしなさい、は言わない」
子供はあらゆる事に関心を寄せて、想像を膨らませて楽しみながら、じっくりゆっくり遊びながら心豊かに育っていきます。そのための時間をたっぷり使わせてあげましょう。
2 「ごめんなさい」「ありがとう」はママから先に言う
ママに「ごめんなさい」「ありがとう」と言われるだけで子供の自己肯定感はぐっと強化され、肩肘張らない、素直な人間関係が築けます。
3 あなたの子供は思っているほど「かわいくない」
親なら誰もが自分の子供が理想どおりに育って欲しいと願いますが、理想どうりに育つわけがありません。
ママの期待しすぎはママ自身を追い込む事になりますし、結果的に子供の成長の妨げにもなってしまいます。
4 子供との約束は石にかじりついてでも守る
親が子供との約束を守ろうとする姿勢はとても大切です。そこで約束や信頼の大切さを学んでいきます。最初からできない約束はしない。また子供が約束を守ったら褒めてあげる事も必要です。
世間を見回すと、尾木ママの言う「叱らない」の意味を履き違え子供が何をしても怒らない親もいます。一方、感情むき出しで怒鳴りつける親など様々です。尾木ママの言う「叱らない」子育てをするには、私たち大人も子供と一緒に成長していかなければならないという事ですね。
尾木ママの本
1296円 |
尾木ママの子どもを伸ばす言葉、ダメにする言葉 [ 尾木直樹 ] 561円 |
1028円 |
尾木ママの親だからできる「こころ」の子育て [ 尾木直樹 ] 555円 |