マシュマロテストとは やり方とその後の結果
海外ではじまり、日本でも話題のマシュマロテストについてここではまとめいますので参考にどうぞ。
マシュマロテストとは
マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル(英語版)が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。マシュマロ実験という名前ではあるが、報酬はマシュマロの代わりにクッキーやプレッツェルが使われることも多くあった。
引用:wiki
マシュマロテストのやり方
子供の気が散る物が何もない机と椅子だけの部屋で子供を椅子に座らせる。机の上のお皿にはマシュマロが一つだけのっている。実験者は「私は用事がある。15分後に戻るけど、それまでマシュマロを食べるのを我慢したら、マシュマロをもう一つあげる。食べてしまったらもう一つあげないよ。」と伝え子供をのこし部屋を出る。
その後どうするのかを撮影しています。食べてしまうのか、我慢するのか、これのテストをしている動画があります。
我慢している姿がかわいいんですよ。すっごく。
マシュマロテストの動画
マシュマロテストの結果
実際に行われた実験では186人の子供のうち、最後まで我慢できたのは3分の1でした。
食べてしまった子供はマシュマロの匂いを嗅いだり、触ったりして結局食べてしまうというパターンが多かったそうです。
一方食べなかった子供は、目を塞いだり、後ろを向いたりしてマシュマロから注意を逸らそうとしている子供が多かったそうです。
マシュマロテストのその後
マシュマロテストを受けた子供の10数年後を追跡調査してみると、就学前の自制心の有無は持続している事、周囲から秀才と評価されている事、マシュマロを食べた子と食べなかった子では大学進学適正試験の点数に大きな開きがある事が分かったそうです。
もちろん、マシュマロを食べずに我慢したほうが、点数がよかったようです。
つまり子供時代の自制心と将来の社会的成功には大きな関連性があるのです。
あなたの子供は自制心のある子供ですか。マシュマロ一つあれば簡単にできる実験なので試してみたいですね。
私たち大人でも日常生活の中で数々の誘惑や欲求と向き合って生きています。自制心を試される機会も度々ありますね。
身近な例だと、ダイエット、禁酒、禁煙などでしょうか。多くの大人が「今日だけ」「明日から」などと言い訳をして挫折してしまいます。逆に誘惑や欲求に打ち勝つ事のできる人間は、自制心があり尊敬され、信頼できる人間だと評価されますね。
我慢できる子だったら将来が楽しみです。また食べてしまった子でも自制心は育て高める事ができるのです。
マシュマロテストや自制心の高め方に興味を持った方におすすめの本を紹介します。
※幼稚園の先生もおすすめな本
また幼児教室ではこういった自制心などを高めれるようなレッスンがあるのでおすすめですよ。